【速報】山口県・九州北部地方で梅雨明け 異例の6月中の真夏到来

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山口 2025.06.27 11:02

異例の早さでの真夏到来です。
福岡管区気象台は、きょう27日(金)、山口県を含む九州北部地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。統計開始以来最も早い梅雨明けとなります。
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梅雨前線が勢力を弱め、南から太平洋高気圧がこの時期としては異例の強さとなってきていることで、県内は真夏を彷彿させる、ジリジリ焼け付くような日ざしが照りつけてきています。

この先も太平洋高気圧が異例の強さを保ち続けて、真夏の空が当分の間は続く、とみられることから、福岡管区気象台は、きょう27日(金)「山口県を含む九州北部地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。平年より22日早く、去年より20日も早い梅雨明けです。

これまで県内における最も早い梅雨明けは1994年の7月1日でしたが、その記録を大幅に塗り替える、異例の6月中の梅雨明け発表となりました。
梅雨の期間は平年の半分にも満たない、わずか19日間(6/8~6/26)にとどまり、統計開始以来、最も短い梅雨にもなっています。

また、きょう27日(金)は同時に、九州南部、中国、四国、近畿地方でも梅雨明けの発表がありました。(中国、四国、近畿地方も統計開始以来、最も早い梅雨明け)

異例尽くしの梅雨明けにより、これから先、当分の間は最高気温が35度に達する猛暑日が続出するなど、一段と熱中症のリスクが高まる日々が続きそうです。
こまめな水分補給やエアコンの適切な活用などで、健康第一の生活を心がけましょう。