ゲームを通して歯や口のことを学ぼう 県歯科医師会が小学校に体験型教材を贈る
こどもたちに歯や口の機能を高めてもらおうと体験型教材を活用した授業が11日、山口市で行われました。
小郡小学校では授業を前に県歯科医師会が教材を贈りました。
贈られたのはアドベンチャーゲームを通じて歯や口について学べる体験型教材です。
冊子の二次元コードを端末で読み取り、歯の役割や歯磨きについてのクイズに挑戦するのですが、ここで使うのが「吹き戻し」です。吹き戻しの先端にはセンサーがついていて、画面に表示された複数の答えの中から吹き戻しで狙いを定めて答えを選びます。
(児童)
「クリアできないわ!!」
何度も吹き戻しを吹くことになり、自然と口周りの筋肉も使います。
(児童)
「息がもう・・はあはあって疲れた」
「永久歯とか乳歯とかの話が知れてよかったなと思いました」
この教材は県歯科医師会などによる協議会が制作。吹き戻しを使うことで口呼吸なども防げるということです。
(県歯科医師会 小山茂幸会長)
「口呼吸になるから風邪をひきやすいとか歯に対する問題も起こってきます。口の機能を発達させてちゃんと成長させることが大事だと思っています」
教材は今後県内50の小学校で活用される予定です。