暫定税率廃止へ補助金増額 「5円は大きい」利用客から歓迎の声(山口)
ガソリンの暫定税率廃止に向けて、きょう(13日)から補助金の増額が始まりました。
県内では早くも値段を下げたガソリンスタンドもありました。
山口市のこちらのガソリンスタンドでは、けさから、レギュラーガソリンの価格を5円値下げし、「165円」としました。
(利用客)
「結構大きいです5円って。みんな値上がりしちゃってるので少しでもお財布は固く…」
年末の暫定税率廃止にむけ、政府はレギュラーガソリン1リットルあたりの補助金をきょう、10円から15円に増額。
急激な価格変化により石油元売り側の混乱やユーザーの買い控えを防ぐため今後もおよそ5円ずつ増額する方針です。
山田石油は補助金増額前の価格で仕入れた在庫を抱えていますが他社が値下げする動きもあったことから、きょう、ほぼ半数の店舗で値下げに踏み切りました。
(宇多川副社長)
「本音はもう2,3日(前の価格で)もたせたかったですね。ただ非常に厳しい業界だしお客様も1円2円のガソリン価格の格差って非常に敏感…高く売って数量落としちゃうか、他と合わせて数量を確保するのか」
ガソリンの県内の平均小売価格はいまのところ「171.1円」。
今月27日、そして来月11日も補助金が増額される見通しです。