岩国基地配備の米空母艦載機部隊が洋上展開へ…CQ着艦資格取得訓練は16日終了
防衛省はアメリカ軍岩国基地の空母艦載機部隊が行っていた着艦資格取得訓練=CQが16日に終了したと岩国市に伝えました。
期間中、滑走路の時間外運用は7回確認されています。
今月15日、午後11時過ぎのアメリカ軍岩国基地です。
午後11時までとなっている滑走路の運用時間を超えて空母艦載機FA18が2機離陸しました。
空母艦載機部隊は今月10日ごろからパイロットが空母に着艦する資格を取得するための訓練=CQを行っていて国はおとといCQが終了したときょう岩国市に連絡しました。
アメリカ軍岩国基地は今月10日「通常の時間外に滑走路を運用する可能性がある」と市に伝えていて岩国市と県のまとめによりますと10日からおとといまでの間に7回の時間外運用が確認されています
このうち、岩国市が測定した騒音の値が最も大きかったのは、12日の午後11時58分に空母艦載機が着陸した際の87.8デシベルでした。
市には10日から16日までに合わせて269件の騒音に関する苦情が市民から寄せられています。
艦載機部隊は今後、空母ジョージワシントンで洋上展開するものとみられます。