ワーカーズコープ山口が光市内の子ども食堂に新米1200キロを寄贈 米不足や物価高に苦しむ子ども食堂を支援
県内の労働者らでつくる協同組合が光市内の11の子ども食堂に新米1200キロを贈りました。
17日は労働者協同組合=ワーカーズコープ山口の末永一博理事長が光市子ども食堂・地域食堂推進協議会の広実光男代表に新米1200キロの目録を手渡しました。
光市に事業所を置くワーカーズコープ山口では2009年から市内の田んぼで毎年5000キロあまりのお米をつくっています。
これまでは組合員に配ったり備蓄したりしていましたが、米不足や物価高に苦しむ子ども食堂を支援しようと、2025年初めて市内11の子ども食堂すべてに1年分の新米を贈りました。
(ワーカーズコープ山口 末永一博理事長)
「米の高騰も含めて、秋口から米の確保が難しいという話を聞いて、だったらうちで余分に作っているので提供する。将来的には子ども食堂やこどもたちと一緒に田んぼができたら」
( 室積みんな食堂 川口雅子代表)
「フードバンクでいただいた麺とかを工夫して回したりした。お米があるって安心、安心をいただけてありがたく思う」
ワーカーズコープ山口ではお米の支援や米作りを通じてこどもたちの農業への理解促進につなげていきたいとしています。