山口県は14日(日)未明~朝にかけて線状降水帯発生の可能性…大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報

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山口 2025.09.13 18:53

午後6時42分、下関地方気象台は大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報を発表しました。

山口県では、14日未明から朝にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。14日未明から夕方にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。

[気象概況]
九州北部地方では、朝鮮半島にある前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。この前線は次第に南下し、14日にかけて対馬海峡に停滞する見込みです。このため山口県では、14日未明から朝にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降るおそれがあります。雨雲が予想以上に発達した場合や雨雲が同じところに停滞した場合、警報級の大雨となる可能性があります。また、14日夜遅くにかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれがあります。

[雨の予想]
13日から14日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
西部 70ミリ
中部 70ミリ
東部 50ミリ
北部 70ミリ
13日18時から14日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
西部 180ミリ
中部 180ミリ
東部 150ミリ
北部 180ミリ

線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

[防災事項]
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

[補足事項]
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。