保護ツル3羽がケージから外へ~周南市八代盆地で放鳥作業が終了…うち1羽の行方わからず

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山口 2025.12.18 15:35

周南市の八代地区で17日から始まっていた保護ツル3羽の放鳥作業が18日、終了しました。

周南市では、鹿児島県出水市でケガをしたナベヅルを保護して周南市・八代盆地に移送し放鳥する取り組みを2006年から行っています。

17日からは2021年11月に出水市から移送し,これまで周南市八代で飼育していた保護ツル3羽の放鳥作業が行われていて周南市八代の鶴いこいの里によりますと18日午後1時ごろ3羽すべてが保護センターのケージから出て放鳥作業を終了したということです。

17日は午前9時ごろからツルの意思に任せた自然放鳥でおこなっていましたがツルの警戒心は強くケージから1羽も出ることはありませんでした。

18日午後からは、職員の誘導で放鳥を促す作業に切り替え、午後1時ごろに3羽すべての保護ツルの放鳥が終了しました。

現在、放鳥した3羽のうち2羽(オス・メス)は今シーズンすでに飛来しているツルとの縄張り争いを餌場でしているということですが残る1羽(メス)は野鶴監視所から確認することができず行方不明となっているということです。