【山口天気 朝刊7/7】七夕&二十四節気の「小暑」…小暑とは名ばかり 真夏全開の危険な暑さに

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山口 2025.07.07 07:19

●きょう7日(月)もアラート寸前の危険な暑さ。室内でも油断せず、入念な熱中症対策を
●午後は山間部を中心に局地的な夕立の心配も

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きのう6日(日)は、岩国や広瀬で最高気温37度を観測しました。
さらに広瀬では9日連続、山口市も6日連続の猛暑日と、すでに真夏全開の暑さとなっています。



きょう7日(月)も西日本を中心に、高気圧が強く張り出しています。
現在、日本付近には台風が2つありますが、どちらの台風も今後日本列島に近づかない見通しです。



きょう7日(月)は七夕、さらに二十四節気の「小暑」ですが、小暑というには暑すぎる1日に。
きょう7日(月)も広瀬や山口では、最高気温が35度を超える予想で、そのほかの各地も猛暑日目前のところが多くなる見込みです。
外出中はもちろんですが、室内でも油断禁物です。



山口県が公開している、去年の熱中症搬送者のデータを分析してみました。
熱中症の搬送者を年齢別に分けると、65歳以上の搬送者が実に6割以上を占めています。

さらに熱中症が発生した場所を見ると、なんと住居や屋内など半分近くが、室内で熱中症になっている事が分かります。
周りのご年配の方に声をかけながら、室内でもしっかり熱中症対策を行いましょう。



よく晴れますが、午後は山間部を中心に局地的な夕立の心配があります。
雷が発生したら、近くの建物の中に避難しましょう。




今週も朝から強烈な日ざし、時折夕立のある空模様がしばらく続く見込みです。
また連日猛暑の日々で、今週も暑さには一層注意が必要です。
夜も熱帯夜の日が多く、お休みの時間帯もエアコンを活用して、日中の暑さで消耗した体力をしっかり回復して過ごしましょう。



熱中症情報です。
きょう7日(月)は県内に熱中症警戒アラートは出ていませんが、アラート寸前の危険な暑さです。
この暑さからしっかりと身を守っていきましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)