【山口天気 夕刊11/7】あさって9日(日)の雨を境に 冷たい北風流入 強い底冷えに要注意 来週は台風の動向にも注目を
●あさって9日(日)は朝から昼前にかけて一時本降り
●冷たい北風の流入で、来週の11日(火)、12日(水)は底冷え強まる
●来週13日(木)は台風の進路次第で、県内にも雨雲が広がる可能性も
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きょう7日(金)も一日天気は安定。
この時間も西日本の周辺は晴れのエリアが広がっていますが、大陸方面では雲がまとまってきています。
あす8日(土)も県内は高気圧に覆われて、日中は穏やかな晴天。お出かけ日和となりますが、午後ほど厚い雲が広がると見込んでいます。
あさって9日(日)の未明あたりになると、前線の接近に伴い県内の広い範囲に雨雲が流れ込んできます。
徐々に雨脚が強まり、朝から昼前をピークに一時本降りとなりそうです。
あさって9日(日)の午後には雨が止み始めますが、来週10日(月)にかけて日本の周辺は冬型の気圧配置に変わっていきます。
県内にも北風が流れ込み、来週は再び空気が冷たくなる予想です。
特に来週半ばは、山口市内では朝の気温が5度前後。季節がまた一歩進むような強い底冷えに注意が必要です。
ところで現在、日本の南の海上では台風26号発生していますが、来週にかけてフィリピンの北部まで進む予想です。その後、進路を北よりに変えて台湾付近に接近する見通し。
この先、台風は形を崩しながら北上すると見込んでいます。
ただ日本付近は北からの空気が優勢で、一気に本州まで接近してくる雰囲気ではないものの、大きく広がった雨雲が来週の13日(木)あたりに、県内にも届く可能性があります。
台風の進路次第で雨の降り方も変わってきます。今後も最新情報の確認をお願いします。
あす8日(土)も午前を中心に晴天。洗濯物もよく乾くでしょう。
夜にかけて徐々に厚い雲が広がりだし、西部や北部では夜遅い時間に、パラパラと雨が降り出すところもありそうです。
朝の最低気温は内陸や山間部を中心に一桁台と、概ね今朝と同じくらい。日中の最高気温は20度を超えるところも多く、上着要らずの陽気となりそうです。
あさって9日(日)は未明から天気が崩れ、昼前にかけて本降り。大きめの傘が活躍する一日となりそうです。
週が明けると天気は回復しますが、北風が流れ込み、空気の冷たさが増してくると見込んでいます。
特に来週の11日(火)、12日(水)は底冷えが強く、山間部では霜が降りるような冷え込みとなりそうです。
紅葉情報です。
山間部を中心に山のふもとのエリアまで色付きが進んでいます。来週にかけてさらに色付きが増してくる紅葉に注目です。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)