元フットサル日本代表・村上哲哉さんが宇部高で特別授業 「仲間」と「再挑戦」の大切さ伝える
地元出身のトップアスリートによる体育の授業が宇部市の高校で行われました。
宇部高校の1年生=およそ80人に対し授業を行ったのは、宇部市出身で、フットサルの元日本代表キャプテン=村上哲哉さん44歳です。
(村上哲哉さん)
「本当に苦しんだときに助けてくれる仲間が何人いるかこの人数が10人、20人、50人、100人、多ければ多いほど本当に夢を叶える確率は高くなる」
トップアスリートの知識や経験を質の高い教育につなげようとスポーツ庁が進める「アスリーチ」というプロジェクトです。
村上さんはサッカーのプロテストに不合格となるも、フットサルの道で再挑戦し、夢を叶えた経験を生徒たちに伝えていました。
( 村上哲哉さん)
「本気で何かにチャレンジするってすごく大事なんだなとすこし頭の片隅に置いておいてもらえたらうれしい」
おととい(14日)は、パス練習や実戦形式での試合も行われ、村上さんは、チームプレーの大切さも伝えていました。
(生徒)
「すごく熱量をもってやっているんだなと思った」「自分もサッカー部なのでそういうところで学べたと思う」
「(これからは)失敗しても何回も挑戦するという勇気をもって過ごしたいと思う」
村上さんは15日、宇部市の琴芝小学校でも同様の授業を行いました。