「獺祭」で知られる旭酒造が社名を「株式会社獺祭」に変更 認知度向上につなげるのが狙い
日本酒「獺祭」で知られる旭酒造は6月から社名を「株式会社獺祭」に変更し新たなスタートを切りました。
1948年に岩国市で創業した旭酒造。
日本酒「獺祭」の国内外での認知度向上につなげようときのうから社名をブランド名と同じ「獺祭」に変更しました。
(獺祭 桜井一宏社長)
「世界中に出ていくとブランドの名前「獺祭」と会社名が違うとすごくわかりにくい、やりにくい部分がある。旭酒造という名前が消えてさみしい部分もあるが前に進めた気持ちが大きい」
桜井社長は輸出全体の2割弱を占めるアメリカでの認知度向上に力を入れたいと話します。
トランプ関税による影響は見通せないとしつつもおととしニューヨークに建てた酒蔵を活用し市場を拡大したいとしています。
(桜井社長)
「関税はニューヨークで作る獺祭ブルーにはかからない分日本からきて関税がかかったお酒よりアドバンテージがある。ちょっとでも追い風になるポジティブな部分を捕まえていく。 私たちがやっていくのはそこしかない」
商品のラベルなども随時変更し店頭に並べる予定だということです。