高市総理の台湾有事めぐる国会答弁が影響か 中国側から「都合が悪くなったので延期してもらえないか」下関市の前田市長が18日に予定していた中国訪問を取りやめ
高市総理の台湾有事をめぐる国会答弁に中国側が反発を強めているなか、下関市の前田市長は18日に予定していた中国訪問を取りやめると発表しました。
出席を予定していた会議を「延期したい」と中国側から連絡があったためとしています。
前田市長は19日に予定されていた友好港会議に出席するため、18日から20日までの間、中国の太倉市を訪問する予定でした。
しかし、16日になって主催者側の江蘇太倉港口管理委員会から「都合が悪くなったので延期してもらえないか」と市に連絡があったということです。
連絡を受け市は前田市長の訪中を取りやめると17日発表。太倉市では会議のほか太倉港の視察が予定されていたということです。
下関市と太倉市は2017年11月に友好港の協定を結んでいて、2023年度には下関市に太倉市側を招待しています。
市は今後改めて日程調整をするとしています。