山口県など3県で現金合わせて1億円余りをだまし取ったとして詐欺の罪に問われている被告 初公判で起訴内容認める 

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山口 2025.11.17 19:34

山口県など3県で現金合わせて1億円余りをだまし取ったとして、詐欺の罪に問われている、うそ電話詐欺の受け子役の男の初公判が山口地裁で開かれました。

詐欺の罪に問われているのは、東京・町田市の建設業の36歳の被告です。

起訴状などによりますと、被告は2025年3月から4月にかけ、山口県のほか、鳥取・高知で起きたうそ電話詐欺事件に関与。

仲間と共謀の上、現金を受け取る「受け子役」として、3県の3人の高齢者から3500万円ずつ、合わせて1億500万円をだましとったとされています。

17日の初公判で被告は、「お金は受け取りに来た」と起訴内容を認めました。

検察は冒頭陳述で「家族の生活費や自分が遊ぶ金のために受け子をすることにした」などと指摘しました。

次の公判は12月15日に行われ、結審する見通しです。