6次産業化の取り組みで開発された「山口グッと産品」県庁内でマルシェ始まる

この記事をシェア

  • LINE
山口 2025.06.30 20:31

県内の農林水産物を原材料とし、6次産業化の取り組みで開発された「山口グッと産品」のマルシェが、30日から山口市の県庁内で始まりました。

県庁売店で始まったのは、「山口グッと産品」マルシェです。

「山口グッと産品」は、県内の生産者団体や商工団体、金融・研究機関が連携し、県産農林水産物を原材料として開発された商品で、現在500あまりが、登録されています。

こちらは、周南市で70種類の唐辛子を栽培している農園によるカレーペーストで、簡単に、本格的なグリーンカレーを作ることができます。

6次産業化とは、1次産品の加工・販売により高付加価値化を図る取り組みです。

こちらは、岩国市特産「がんね栗」を使ったスイーツです。

がんね栗は1キログラム当たり、2500円から3000円ですが、この1個540円で販売されているスイーツ。

がんね栗1個で、このスイーツが2個作られているということです。

(がんね栗の里 下森祺充社長)
「生で栗を売るよりは、加工した方がグラム当たりの単価も高くなります」

(県ぶちうまやまぐち推進課 藤村隼人主任)
「県内の農林水産物を加工して新たな魅力のある商品」
「事業者の新たな収入の確保と地域の活性化につながってほしい」

このマルシェは、県庁売店で7月4日まで開かれています。