秋吉台の山焼きを前に連合山口の組合員らが草刈り 過疎化や高齢化に伴う人出不足をサポート

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山口 2025.11.09 12:10

2026年2月に行われる秋吉台の山焼きを前に連合山口が11月8日、火が燃え広がるのを防ぐための草刈りを行いました。

草刈りには連合山口の組合員やその家族およそ700人が参加しました。

秋吉台では、山焼きの際、火が燃え広がるのを防ぐために毎年、草刈りを行っています。

以前は地域の有志の人が行っていましたが、過疎化や高齢化で人手不足となり連合山口では2004年から地域の伝統行事を継承し守ろうと草刈りに協力しています。

2025年2月の山焼きは天候に恵まれず5回挑戦するも燃え広がらず…。

ほぼ全域が燃え残ったため、例年に比べ草は多いようでしたが、参加者は、来年は山焼きが行われることを願い草刈に励んでいました。

(参加者)
「秋吉台は県の代表観光地、大切な場所。それをみんなで守っていくのが意味がある。また来年みんなで繰り返していけたら」「焼けた後の黒と白のコントラストがきれいなのでそれが見れなかったのは地元民として寂しかったのでことしは必ずやってほしい」

山焼きは2025年2月11日に行われる予定です。