【山口天気 夕刊6/30】7月初日も「熱中症警戒アラート」…その後もアラート級の猛暑止まらず とにかく健康維持の意識を!
●あす1日(火)も県内に「熱中症警戒アラート」発表
●7月初日も各地で異例の猛暑 午後は山間部で一部夕立も
●しばらく猛暑止まらず 健康維持の意識を高めて!
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先週金曜日に統計開始以来、最も早い梅雨明けとなってから、日に日に猛烈な暑さに拍車がかかっています。週末から、きょう30日8月)にかけて、まだ6月なのに気温35度以上の猛暑日続出…日~月曜と県内では「熱中症警戒アラート」も発表されました。このアラートは、去年は7月上旬が最初で、これでも異例の早さだったのが、今年は運用が始まって以来初めて6月のうちに発表、というとにかく異例中の異例の早さで耐え難い暑さが続く状況です。
日本付近は、特にすでに梅雨が明けている西日本中心に、季節が1か月くらい先を思わせてしまうような、夏の高気圧が異様に強い状況です。この状況が、まだ当分の間はあまり大きな変化はない見通しです。
カレンダーは、ようやく7月スタートですが、この先も当分の間は、連日、最高気温35度以上の猛暑日続出の日々…県内には、あす7月の初日も「熱中症警戒アラート」が出ています。そして、この先もほぼ毎日のようにアラート級の危険な暑さが続くことになりそうです。
うんざりするような暑さの日々ですが、まずはとにかく、暑さによる体への負担、疲れを日々、ためていかないように。何より健康第一、体力温存の心がけの意識を高めて、昼間、炎天下では、なるべく激しい運動や作業など控えるほか、水分補給やエアコン活用など暑さから身を守る行動を躊躇せず行う生活で、健康維持に努めていきましょう。
あす1日(火)…夏真っ盛りの空で7月が始まり、強烈な日ざしとともに最高気温が山口市内で35度、広瀬は36度など、猛烈な暑さが続きそうです。ただ、午後は山間部中心に局地的ながら、急な雨雲の発達…夕立の可能性もあります。
あす7月初日も、「熱中症警戒アラート」が県内に出ており、特に昼間の炎天下の時間は、猛暑は危険レベルとなります。出来る限り暑さから身を守る対策を、入念に行って下さい。
この先も当面は、連日、焼けつくような日ざしとともに、最高気温35度以上の猛暑日の連続…山間部中心に夕立も多少ありそうですが、広い範囲で火照った大地を冷ますような雨は、期待できません。
まだ始まったばかり、そして長く続く夏にむけて、とにかく健康第一の生活を心がけてすごしましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)