災害時の避難所での炊き出しなどで力に 岩国市が市内2つの料飲組合と協定締結
岩国市は災害時の避難所での炊き出しなど食事支援に関する協定を市内2つの料飲組合と結びました。
19日は市内2つの料飲組合でつくる県飲食業生活衛生同業組合岩国支部の大倉竜也支部長と岩国市の福田市長が協定書に署名しました。
2つの料飲組合には310の店舗が加盟していてこの協定により大規模災害が起きた時に炊き出しの調理に人員を派遣したり必要な食材を供給したりすることが可能になります。
市は2025年度、炊き出し用セットを新たに11個整備するなど災害時への備えを進めていて、アレルギーへの対応などを含め衛生的な食事を迅速に提供できる体制を整えました。
(県飲食岩国支部 大倉竜也支部長)
「早めの材料の調達か、炊き出しに関する準備ができると思う。迅速に対応できるように頑張っていきたい」
福田市長は災害時に機材をすぐ使えるように地域のイベントなどで炊き出しセットを活用してほしいと話していました。