回天記念館(周南)を英語圏の団体客がはじめて訪問~命と平和について学ぶ
命や平和について学ぼうとオーストラリアの中高生が25日、周南市の大津島にある回天記念館を訪問しました。
記念館への英語圏の団体客による訪問は初めてということです。
周南市の大津島は特攻兵器として開発された人間魚雷・回天の発射訓練基地があった島です。
オーストラリアクイーンズランド州タウンズビル市にあるキャセドラル学園の生徒26人が大津島にある回天記念館を訪れました。
キャセドラル学園は周南市の桜ケ丘高校・晃英館中学校と1996年に姉妹校提携を結び国際交流に取り組んできました。
ことしは、「回天」を通して日本の歴史や平和の尊さを学んでもらいたいとキャセドラル学園の生徒たちを記念館に招待。
桜ケ丘高校・晃英館中学校の生徒と一緒に記念館の職員から話を聞いた他、訓練基地跡を見学し、回天について、学びました。
(キャセドラル学園イザベル・ポンドさん)
「第一印象として景色がすばらしくていい眺めなのですが実はこの小さな島にも歴史があり昔 悲惨なことがあったことは知らなかったので今回知る機会になって良かったと思います」
(キャセドラル学園デニス・フロメックさん)
「神風特攻隊の話は知っていたのですが回天の話は知らなかったので自分の国に戻って伝えたいと思います。
キャセドラル学園の生徒たちは26日まで県内で過ごしその後、東京都へ向かう予定です。