防府競輪場でがんの集団検診 検診車はレース売上金の一部を活用
防府市の競輪場できょう(15日)、競輪やオートレースの売上から補助を受け購入した検診車で、がんの集団検診が行われました。
防府競輪場で40歳以上の防府市民を対象に胃・大腸・肺の3つのがん検診が行われました。
今回用いられた検診車は、競輪やオートレースを統括する公益財団法人JKAの補助により導入されたもので、レースの売上の一部が活用されています。
市ではレースの売上が社会に貢献していることや地元に競輪場があることを知ってもらおうと今回、防府競輪場で初めてがん検診を開催しました。
競輪場でのがん検診は全国で初めてだということです。
(検診を受けた人)
「今回見せていただいて(JKAが)協賛していることや一緒に事業に取り組んでいることを今日初めて知りました。いい企画だと思います。」
売上の一部は検診車のほかに福祉車両の整備や子どもたちの教育支援などにもあてられているということです。