【山口天気 朝刊7/10】うんざりする猛暑 午後は天気急変のおそれ 水分補給の徹底など体調最優先の行動を

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山口 2025.07.10 07:16

●昼頃から不安定な空模様。ところどころで急な強い雨や雷の発生には注意が必要
●止まらない猛暑。危険な暑さに対し、体調最優先の行動を

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きょう10日(木)も日本付近は、太平洋高気圧による晴れのエリアが広がっています。
一方、日本の南の海上には、低圧部による反時計回りの雲の動きが見えます。
この低圧部からの南よりの湿った空気が日本付近に流れ込みやすくなり、県内はきょう10日(木)も大気の状態が不安定になります。



この先、蒸し暑さが増してくる昼頃から、県内のところどころで雨雲が発達しやすくなります。
きのう9日(水)と同じように雷の発生確率も高く、急な強い雨や雷の発生には注意が必要です。

一方、猛烈な暑さはまだおさまる気配がありません。
日中の最高気温は山口市は36度、広瀬や周南は35度まで上がり猛暑日に。その他も広く33度前後まで上がる予想です。
部屋の中でも水分補給を徹底して、熱中症の予防を入念に行いましょう。

日中は日ざしが届きますが、午後は天気が急変する可能性もあります。急な強い雨や雷の発生にご注意下さい。

あす11日(金)も日中は猛烈な暑さ、午後は不安定な空模様に注意が必要です。
週末から来週の初めにかけて、雲の目立つ時間が多く、猛暑日が途切れる可能性もありますが、引き続き湿気が多く、体力を消耗するような暑さは、まだ当分おさまらない見通しです。

熱中症情報です。
きょう10日(木)は熱中症警戒アラートが発表されていませんが、各地で危険な暑さが続きます。
体調管理にも細心の注意を払って過ごしましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)