江戸時代から伝わる周南市の「安田の糸あやつり人形芝居」地元の児童が発表
周南市安田地区に古くから伝わる人形芝居に授業で取り組んでいる地元の小学生と高校生がお互いに練習の成果を発表し合う交流会が開かれました。
交流会に参加したのは周南市の三丘小学校の5、6年生の17人と熊毛北高校の1年生の10人です。
周南市安田地区に江戸時代から伝わり、5本の糸で人形の頭と手の部分を操る「安田の糸あやつり人形芝居」
地元の伝統芸能を未来に残していこうと両校では人形芝居の保存会=「三和会」の指導のもと、普段の授業で芝居の練習に取り組んでいます。
高校生は五穀豊穣などを祈る「寿式三番叟」を…
また、小学生は生き別れになった親子が再開をする物語「傾城阿波鳴門 巡礼歌の段」を披露しました。
(児童は)
「太夫で声をはっきり出すことが勉強になりました」
「息がぴったり合っていて分かりやすかった」
(高校生)
「小学生のを見たらお母さん役や子供役の感情が出ていて自分には表せないと思ってすごかったです」
人形芝居を通じた両校の交流会は今回で3回目で今後も継続していきたいとしています。