【山口天気 夕刊7/21】まるで第2の梅雨明け…今週は「大暑」ウィーク 健康第一の意識を高めた生活を

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山口 2025.07.21 18:44

●あす22日(火)は二十四節気の「大暑」
●連休明け以降も夏空と猛暑の日々
●暑さに警戒の日々続く…健康第一の意識を高めて生活を
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この3連休の間で、県内は再び真夏の空が拡大。そして身体に堪える暑さにもなってきました。
きょう21日(月・祝)は、須佐と萩市中心部で最高気温35度以上の猛暑日を観測。特に須佐は、前日の20日(日)は36.7度で7月の観測史上2位の暑さ、そして、きょう21日(月・祝)の36.5度も、それに次ぐ7月の観測史上3位、と連日の記録的な暑さにもなっています。



日本付近は東から張り出す夏の高気圧にしっかり覆われている状況。一部、夕立の雨雲が湧き上がっている所もあり、多少天気が不安定な場所もありますが、東から張り出す高気圧に覆われた状態は、しばらくの間は続きます。



3連休明けの、あす22日(火)は二十四節気の「大暑(たいしょ)」。
「大いに暑い」=「1年で一番暑さが厳しい」時期に入りますが、まさに、その暦に合わせるような「大暑」ウィーク…山口市内では連日、最高気温35度以上の猛暑日予想となり、そのほかの地点でも度々35度以上を観測する、警戒レベルの暑さが続きます。



あす22日(火)は今のところ「熱中症警戒アラート」までは出ていないものの、アラート寸前の暑さと言えますし、この先も、ほぼ毎日のようにアラート級の危険な暑さが続くことを踏まえていきましょう。

昼間、炎天下では、なるべく激しい運動や作業など控えるほか、水分補給やエアコン活用など暑さから身を守る行動を躊躇せず行う生活で、体に疲れをためないよう、健康第一、体力温存を意識して、お過ごしください。



二十四節気「大暑」を迎える、あす22日(火)は、まさに暦通りの大いに暑い一日…最高気温は33~36度くらいで、昼間はジリジリ照り付ける強烈な日ざしが、いっそう体力を奪いそうです。夕立は、あっても山間部のごく一部に限られるでしょう。



あす22日(火)、熱中症警戒アラートは出ていないものの、昼間はアラート寸前の危険な暑さの所は多くなります。しっかり熱中症予防の意識は高めて過ごしましょう。



まるで「第2の梅雨明け」と言ってもいいくらい、この先、当分の間は夏空と猛暑の日々で、たまに夕立はあっても、広く火照った大地を冷ますような、まとまって降る雨はありません。
ひと区切りの様子が見えない暑さの日々に対して、体調管理を最優先に考えて、健康に夏を過ごしていきましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)