【山口天気 夕刊8/15】お盆休み後半も猛烈な暑さに要注意! 長期化する暑さに引き続き入念な対策を
●週末も山口市や広瀬で体温を超える危険な暑さ。引き続き猛烈な暑さに注意を
●午後は夕立の心配も。天気が崩れた時こそ、安全運転を心がけて
●9月になってもまだまだ暑い!猛暑との戦いは長期戦に
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県内は夏空が復活し、猛烈な暑さが続いています。
きょう15日(金)は広瀬で、最高気温37.1度を観測。予想を上回る厳しい暑さとなりました。
また山口市や玖珂、防府でも猛暑日を観測。
その他の各地も33度前後まで上がり、身体に堪える暑さとなりました。
きょう15日(金)の雲の様子を見ると、西日本を中心に目立った雲がほとんど見えません。
遮る雲が無い分、強い日ざしがダイレクトに届く空模様となりました。
この原因は東から大きく張り出す高気圧によるものです。
お盆休みも後半に入るあす16日(土)からの週末も、高気圧はしっかりと西日本を覆う見通しで、引き続き猛烈な暑さに注意が必要です。
この週末も県内で広く気温が高くなりますが、特に山口市や広瀬ではあす16日(土)、あさって17日(日)ともに、最高気温が37度と体温を超える危険な暑さとなりそうです。
熱中症対策は一層入念に行って下さい。
一方、日中は突き刺さるような日ざしが届きますが、午後は内陸や山間部ほど局地的に雨雲が発達する可能性があります。
お盆のUターンラッシュで車を運転する方も多いと思いますが、急に雨が強く降り出すと視界が極端に狭くなります。
天気が崩れた時こそ、安全運転を心がけて下さい。
なお、この先もしばらく夏空と猛暑の日々が続く見通しです。
きのう14日(木)気象台が発表した1か月予報では、
「平年よりも高い気温が9月に入っても続く」という見通しです。
暑さのピークは8月と見込んでいますが、9月になってもアラート級の危険な暑さが続くおそれがあります。
猛暑との戦いは長期戦になります。
熱中症の予防は引き続き入念に行って、この猛烈な暑さから身を守って過ごしましょう。
あす16日(土)も県内は朝からよく晴れる予想で、特に日中は雲のほとんどない快晴のところも出てくると見込んでいます。
午後は内陸や山間部ほど、急な雷雨にご注意下さい。
また各地で気温が高く、特に山口市や広瀬では37度まで上がり、耐え難い危険な暑さとなりそうです。
来週にかけても県内は高気圧にしっかりと覆われて、真夏の空模様が続く見通しです。
ところどころで夕立の心配がありますが、大きく天気が崩れることは、この先しばらくはないと見込んでいます。
晴天が続く分、長期化する暑さに一層注意が必要です。
体調を最優先に考えて、暑さ対策を続けていきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)