【山口天気 朝刊8/26】局地的な天気の急変に要注意 あす27日(水)は前線の接近で一日ぐずつく天気に

この記事をシェア

  • LINE
山口 2025.08.26 07:16

●引き続き大気不安定。現在は周南市や下松市を中心にまとまった雨
●熱中症警戒アラート発表中。入念な暑さ対策を
●あす27日(水)は前線の接近により、一日ぐずついた空模様に

==========

昨夜から細かい雨雲が瀬戸内側から流れ込んでいて、現在は周南市や下松市で非常に活発な雨雲が湧きあがっています。



この雨の原因は、日本付近の高気圧から流れ込む湿った空気によるものです。
きょう26日(火)もこの時間にかけて南からの湿った空気が流れ込み、県内付近は不安定な空模様が続いています。


一方で大陸方面に注目をすると、大きくまとまった雲が日本に接近してきています。



きょう26日(火)の夜にかけて日本付近は引き続き、東から張り出す高気圧に覆われる予想ですが、あす27日(水)になると、北海道付近の低気圧から大きく伸びる前線が県内に接近する見通しです。



きょう26日(火)も県内はところどころで日ざしが届く予想ですが、湿った空気の流れ込みで、大気不安定の状態が続く見込みです。一日天気の急変にご注意下さい。



夜遅くになると、徐々に日本海からまとまった雨雲が接近し、あす27日(水)の昼頃には西部や北部の日本海側を中心に、ぐずついた空模様となりそうです。



きょう26日(火)も大気の状態が不安定で、急な激しい雨や雷など変わりやすい空模様に注意が必要です。



日中の最高気温は山口市内では36度、広瀬や岩国では35度と、内陸や山間部を中心に猛暑日となりそうです。
この猛烈な暑さで県内には、熱中症警戒アラートも発表されています。
身体に堪える暑さが続きますが、きょう26日(火)も入念な熱中症対策を行って下さい。



あす27日(水)は前線の接近により、日本海側を中心に天気が崩れる予想です。
週末にかけて、再び夏空と猛暑の日々となりますが、週が明けると雨雲が広がりやすく、9月の始まりはぐずついた空模様が続く見通しです。

(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)