山口県教委が来年度の定員を発表 柳井・柳井商工・熊毛南・田布施農工・熊毛北の5校は募集停止 柳井・田布施農工の2校を「新設」
山口県教育委員会は、来年度の公立高校の入学定員や選抜方法について発表しました。
「WEB出願」やこれまでの推薦入学に代わる「特色選抜」が導入されます。
来年度の公立高校・全日制の入学定員は7005人で、今年度から90人減少しています。
周防大島高校に代わって新設される、県立大学付属周防大島高校の定員は90人です。
再編統合により「柳井」「柳井商工」「熊毛南」「田布施農工」「熊毛北」の5校は募集停止となり、「柳井」「田布施農工」の2校が新設されます。
今年度は5校あわせて11学科510人でしたが、来年度は7学科385人となります。
内訳は「柳井」の普通科が175人、ビジネス情報科が35人。
「田布施農工」の食農デザイン科が35人、緑地土木デザイン科が35人などとなっています。
定員が増加したのは岩国商業、防府西、山口中央など6校です。
定時制は440人、通信制は400人で、それぞれ今年度と同じ規模に据え置いています。
出願の手続きはWEB出願システムに変更され、出願と合否確認を志願者自身がオンラインで行うことになります。
また、これまで「中学校長の推薦」を必要とした「推薦入学」に代わり、志願者が自分の意思で出願することのできる「特色選抜」が始まります。
小論文や実技検査、口頭での出題「口頭試問」など各学校が独自に内容を決める「学校独自検査」で選抜するということです。