遭難か…山口・阿武町でミニボートに乗った2人が戻らず　転覆したボートを発見

20日、山口県阿武町にキャンプに来ていた男性２人が船外機付きのミニボートで沖に釣りに出たまま行方不明となっています。

萩海上保安署によりますと20日午後１０時５５分ごろ、阿武町でキャンプをしていた人から「同行していた２人が船外機付きミニボートに乗って沖に釣りへ出かけたが帰ってこない。遭難したかもしれない」と１１８番通報がありました。

行方が分からなくなっているのは宇部市に住む７０代の男性と福岡県に住む６０代の男性で知人の夫婦と４人でキャンプに来ていて２０日午前８時ごろから船外機付きのミニボートで沖に釣りに出たということです。

海上保安庁の航空機１機と巡視艇「はぎなみ」で沖合の捜索が行われていて、21日正午過ぎ、阿武町宇田島西の海域で２人が乗っていたボートを発見したということです。

2人は見つかっておらず警察も、筒尾海水浴場の周辺などで捜索活動を行っています。

20日夜は、萩・阿武の海域に強風注意報が出ていました。