BRT=バス高速輸送システムでの復旧を目指すJR美祢線 被災後初となる住民説明会が開催
BRT=バス高速輸送システムでの復旧を目指しているJR美祢線について。被災後、初めてとなる住民説明会が16日、美祢市で開かれました。
住民説明会はJR西日本と美祢市が開いたもので市民らおよそ70人が集まりました。
JRの担当者は美祢線のBRT=バス高速輸送システムでは専用道路を設けるなどして鉄道と同じ程度の定時性や速達性を確保できることや、停留所の数を増やすことで利便性も高められることなどを説明しました。
2023年の豪雨で被災したJR美祢線は鉄道での復旧を断念、BRTでの復旧を目指して法定協議会での議論がスタートしています。
住民説明会では参加した市民が意見や要望を出しました。
(市民は)
「町内に最低3か所は停留所を設けてもらいたい」
「(線路跡地が)サイクリングロードになっていくと人が集まってきてくれるのかなと」
(JR西日本広島支社 西嶋俊輔地域交通(山口)課長)
「(市民の方と)一緒につくっていくことで未来に資する乗り物にできたら」
住民説明会は17日と18日も美祢市で開かれることになっています。