同僚隊員の裸の動画を撮影 隊員内で共有するＳＮＳに投稿 防府南基地が20代の空士長2人を停職処分に

航空自衛隊防府南基地は同僚の裸の動画を撮影、またその動画を画像に変換し隊員内で共有したとして20代の空士長2人を停職の懲戒処分にしたと発表しました。

懲戒処分を受けたのは防府南基地・航空教育隊付の20代の空士長2人です

防府南基地によりますとこのうちの1人が基地内で同僚隊員の裸の動画を撮影しました。

その動画をSNSを使って別の隊員に送信、受け取った隊員が動画を画像に変換し隊員内で共有するSNSに投稿したということです。

防府南基地では29日付けで動画を撮影した空士長を停職5か月、動画をSNSに投稿した空士長を停職60日の停職とする懲戒処分としたものです。

いずれも性別については公表しないとしています。

今回の件は動画を撮影された隊員から直後に相談を受け発覚していましたが処分までに時間がかかった理由について、基地側は「事実関係の確認に時間がかかったため」としています。

防府南基地司令の山脇康博・一等空佐は「誠に遺憾であり再発防止につとめてまいります」などとコメントしています。