【山口天気 夕刊11/18】あす19日(水)にかけて寒気ピーク…師走の寒さ続く&高い山は雪も 週末にかけては寒暖差大きい日々

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山口 2025.11.18 18:41

●冬型気圧配置続き 上空には強い寒気流入中
●あす19日(水)にかけて師走の寒さ 高い山は雪も
●週末にかけては晴れたり曇ったり 昼は少し寒さ緩むが朝晩は底冷え強い日々
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一気に冬の空気に包まれてきた、きょう18日(火)の県内…気象衛星による雲画像は、寒気流入に伴う「すじ状」の雲が多くみられ、圧線が縦じま模様の冬型気圧配置…北風に乗って冷たい空気がどんどん流れ込んで寒さが増してきている状況です。



また、上空に流れ込む強い寒気に伴う雲により、気まぐれに通り雨となる時雨模様の天気となる所が中国地方では多くなっていて、これが標高が高い場所ではみぞれや雪になっている所もあります。



今夜~あす19日(水)にかけても、標高が高い山では、うっすら雪化粧となる所があり、県内でも島根、広島の県境に近い所では、路面凍結などに注意が必要です。



また、山のふもと、沿岸部といった所でも、朝晩はコートなど、昼間も厚手の上着が手放せない、師走の寒さが続きます。油断せず引き続き、入念な寒さ対策を心がけましょう。



今回の寒気は、あす19日(水)にかけてがピークで、その後、冬型気圧配置は緩んで昼間は少し寒さが和らぐ気温変化にはなりそうですが、朝晩は晴れることもあって、放射冷却による底冷えが強い日々は続きます。

あす19日(水)にかけては引き続き冬の入り口の寒さ、その後も、秋の終盤戦と冬の入り口を、毎日、行ったり来たりの気温変化の日々が続いていきます。



あす19日(水)は上空に居座る寒気の影響で、日本海側を中心に曇りがちの空が続き、わずかながら時雨模様のにわか雨、山間部ほど少し雪交じりの可能性もあります。朝は所々で今季一番の冷え込みとなる予想で、日中の気温も大体13度前後にとどまります。昼間も冬の装いが必要です。



紅葉は、大寧寺、漢陽寺、紅葉谷公園などで見頃で、街の近くの名所もハイペースで色づきが進んでいます。しっかり寒さ対策を行いながら、秋の彩を楽しみましょう。



今週後半は、しばらく晴れたり曇ったりの日々。今週末、土曜日と日曜日は紅葉狩り日和にもなりそうですが、月曜日の振り替え休日は天気下り坂に向かう可能性があります。また、週末に向けて昼間の寒さは徐々に和らいでいきそうですが、朝晩は冷え込みが強い日々が続いて、週末にかけて秋と冬の気温を行ったり来たり…を繰り返す、寒暖差の大きい日々となるでしょう。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)