活発な雨雲が山口県内に…あすの明け方にかけ大雨に注意・警戒を

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山口 2025.06.10 11:57

九州を北上する梅雨前線の影響で山口県ではきょうの未明から活発な雨雲が流れ込んでいます。あすの明け方にかけて大雨に注意、警戒が必要です。

昨夜は鹿児島県で線状降水帯が発生し、その後、梅雨前線の北上とともに次第に九州北部地方にも広く活発な雨雲が流れ込んでいます。気象庁は、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県に線状降水帯発生予測情報を発表し、きょう夕方にかけて線状降水帯の発生による大雨災害発生危険度の急激な上昇に警戒を呼び掛けています。山口県では、線状降水帯発生予測の情報は出ていませんが、この時間にかけて瀬戸内側を中心に雨が強く降り続く所があります。

県内は、きのうの降り始めから瀬戸内側を中心に多い所で80ミリを超える、ややまとまった雨になっています。

これから、あす明け方頃にかけて引き続き大気の状態が不安定で強弱を繰り返しながら雨が降り、発達した雨雲の流れ込みが続いた場合には、警報級の大雨となる可能性もあります。
気象台はあすにかけて土砂災害や河川の増水・氾濫に十分注意・警戒するよう呼び掛けています。