【秋芳梨を収穫】37年前から続く「梨下村塾」・小学生が栽培から収穫までを体験(山口・美祢市)
山口県美祢市の小学生が手塩にかけ育ててきた地元の特産品「秋芳梨」が収穫を迎えました。
美祢市秋芳町の永嶺農園には、秋芳桂花小学校の全校児童48人が集まり、これまで育ててきた「秋芳梨」約800個を収穫しました。
この取り組みは「梨下村塾(りかそんじゅく)」と名付けられ、梨の栽培から収穫までを児童たちに体験してもらおうと37年前から続いています。今年は猛暑の影響を大きく受けたものの、例年通りの大きさの梨に仕上がっているということです。
(実家が梨農家の6年生の児童は)
「梨下村塾でしっかり教えてくれて1年生のときよりも6年生のほうがより家の手伝いができている」
「梨農家を継いで、地域の梨を守っていきたい」
(梨下村塾 永嶺克博塾長)
「梨をつくってたべてこういう体験をしたなかで将来大人になってしっかりふるさとを思い出してもらえるように」
収穫した梨は今月18日に市内の選果場で児童たちが販売する予定です。