「大きくなってね~」下関の園児が高級魚キジハタの稚魚を放流
下関市の保育園児が高級魚のキジハタの稚魚を放流しました。
(園児)
「大きくなってね~」
下関フィッシングパークでキジハタの稚魚を放流したのは吉見保育園の園児11人です。
稚魚は体長7センチ前後で県栽培漁業公社でふ化させたあと市の栽培漁業センターが1か月間育てました。
園児たちはおよそ1000匹の稚魚をパイプを通って海へと流れる手作りの放流台に流していきました。
キジハタは市場で1キロ当たり5000円前後で取引される高級魚です。
県内では体長30センチ未満のものをとることが禁止されていておよそ4年かけて体長30センチまで成長するということです。
(園児 )
「ちっちゃかったとげとげしているところが痛かった(大きくなったら)お魚つりたい」
(下関フィッシングパーク野口 宏さん)
「子ども達が魚とか海とか海の生き物に興味をもってもらえたら」
キジハタは放った場所からおよそ1キロ圏内を回遊し、成長していくということです。