エヴァの「巨大な左手」が駅前に出現、実際に座れる! 庵野監督の故郷・宇部でまちじゅうエヴァンゲリオン第5弾開幕
「エヴァンゲリオンシリーズ」の監督・庵野秀明さんのふるさと宇部市で、作品の世界観を体感できる観光イベント、「まちじゅうエヴァンゲリオン第5弾」が始まりました。
JR宇部新川駅前で行われたオープニングセレモニー。そこでお披露目された今回の目玉は・・・
♪除幕
「宇部の魅力、無限大!」
エヴァンゲリオンの左手を再現した巨大な彫刻作品です。
全国から公募で集まった62のデザイン案の中から選ばれたもので、手のひらには、人が座ることもできます。
20日は、デザインを考えた福岡県のサダノさんも駆け付けました。
(篠﨑宇部市長)
「座った感想をお願いします」
(サダノさん)
「冷たいです」
制作を担当したのは、2年前「ロンギヌスの槍」を作った地元企業「宇部スチール」の社員たちです。
(宇部スチール社員)
「(苦労したのは)細かい部分。「しわ」だとか、細部まで宇部スチールの技術詰め込んだ作品ですちゃんといいのができました。アニメ通りです!」
第5弾まちじゅうエヴァンゲリオンでは市内34の飲食店が参加するグルメフェアも実施され、エヴァンゲリオンをイメージしたオリジナルメニューがことしもたくさん開発されました。
こちらのパン屋さんのイチオシは…?
店長
「こちらのロンギヌスの槍フランスです」
長さ50cmのフランスパン「ロンギヌスの槍」。
(店長)
「成形するのが大変でした。(試作は)20~30回1~2カ月くらいやってました 自信作です」
けさは、県内各地や遠くは愛知県からもお客が訪れ、午前の販売分20本が45分で売り切れました。
(客)
「よくできてますよねねじれた感じとか」
(客)
「ぐさっ!」「これでサードインパクト起こせます」
大きな経済効果も期待される「第5弾まちじゅうエヴァンゲリオン」。2026年3月15日まで開催されます。