北朝鮮から不正にシジミを輸入したなどの罪に問われている男 検察側は懲役1年6か月を求刑

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山口 2025.04.08 18:57

北朝鮮から不正にシジミを輸入したなどの罪に問われている男に検察側は懲役1年6か月を求刑しました。

外為法違反などの罪に問われているのはさいたま市南区に住む中国籍の元会社役員(37)です。

起訴内容などによりますと元会社役員は2020年1月韓国の釜山港で、本来国内に輸入が禁止されている北朝鮮産シジミ、約1万7960キログラム(約343万円分)を下関港から不正に輸入したなどとされています。

8日の裁判で検察側は「輸入しているシジミが北朝鮮産と知りながらも繰り返し、34回にわたって常習的に輸入をしていた」などとして元会社役員に懲役1年6か月を求刑しました。

一方、弁護側は母から引き継いだ事業で元会社役員が積極的に作り上げた事業ではないなどとして、執行猶予つき判決を求めました。

判決は4月18日に言い渡される予定です。