【山口天気 朝刊5/29】天気下り坂で日ざし控えめ 中部や東部では 昼過ぎから傘の出番に

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山口 2025.05.29 07:01

●きょう29日(木)は朝から曇り空。昼過ぎからは、中部や東部を中心に にわか雨の心配も
●あす30日(金)は大気の状態が不安定。急な強い雨や雷など、変わりやすい空模様に注意を

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昨夜から梅雨前線の活動が活発化し、まとまった雲が西日本を中心に広がってきました。
この時間、県内の天気は崩れていませんが、やや厚い雲に覆われています。

一方、朝鮮半島付近に注目すると、小さな雲のまとまりが見えます。
これは上空に寒気を伴う「寒冷渦」と呼ばれる雲で、この先は前線とともにこの寒冷渦にも注意が必要です。



これから梅雨前線によるまとまった雨雲は、九州や四国の太平洋側を進む予想で、県内へ接近する心配はありませんが、県の東部や中部ではわずかに雨雲が掛かり、きょう29日(木)の昼過ぎから夜にかけて、にわか雨のところもありそうです。



あす30日(金)になると、今度は上空に寒気を伴う低気圧寒冷渦の影響で、雨雲が発達しやすくあす30日(金)は朝から急に強い雨が降ったり、場合によっては突風や雷の発生なども心配な不安定な空模様となりそうです。


きょう29日(木)は朝から厚い雲が広がりやすく、昼過ぎからは中部や東部を中心に、雨が降ったり止んだりのスッキリしない空模様となりそうです。
これから出かける方は、折り畳み傘を忘れずにお持ちください。


山口市では日中の最高気温は25度と夏日に。その他の各地も23度くらいまで上がり、広くジメジメした暑さとなりそうです。


あさって31日(土)にかけて大気は不安定で、急な強い雨や雷の発生など、変わりやすい空模様に注意が必要です。気温も低く、上着活躍のヒンヤリ空気になりそうです。
6月1日(日)に一時天気は回復し、再び汗ばむ陽気になるでしょう。
来週前半は天気が崩れやすく、ぐずついた空模様が続く見通しです。


紫外線情報です。
朝から曇り空ですが、雲を突き抜けて紫外線が届く心配があります。きょう29日(木)も油断せず対策を行いましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)