海上自衛隊岩国基地所属の多用機UP3Dの部品の一部が落下か
海上自衛隊岩国基地は岩国基地所属の多用機UP3Dの部品の一部が落下した可能性があると発表しました。
海上自衛隊岩国基地によりますと10日午後1時ごろ、第81航空隊の多用機UP3Dの点検中に右内側ウイングランチャーのリング・リテイナー1個がなくなっているのを見つけたということです。
リング・リテイナーはスチール製で直径約12mm、厚さ約0.8mm、重さ約0.2gだということです。
UP3Dは11月7日に午後3時40分に神奈川県の厚木飛行場を離陸し、東京や山梨、長野などの上空を飛行したのち、午後5時12分に岩国基地に着陸していて、部品はその飛行中に落下した可能性があるということです。
被害に関する情報は入っていません。
第81航空隊司令の西野太智1等海佐は「皆様にご心配をおかけしたことをお詫びいたします。引き続き厳格な整備・点検を実施し、同社不具合の再発防止に努めて参ります」とコメントしています。