瑠璃光寺五重塔での貴重な体験ツアー 2026年秋予定のデスティネーションキャンペーンへ旅行会社向けのモニターツアー
2026年秋に予定されているデスティネーションキャンペーン期間中のツアー商品につなげてもらおうと旅行会社向けのモニターツアーが開催されました。
瑠璃光寺五重塔を普段立ち入れない場所から楽しめる、貴重な体験ツアーです。
山口市の瑠璃光寺五重塔の観光と言えば、こうして遠くから眺めるのが定番ですが…
17日のモニターツアーで向かったのは、塔のたもと。
柵の中に入り、さらには階段を上がって普段立ち入ることのできない「濡れ縁」と呼ばれる雨ざらしの縁側に足を踏み入れたのです。
あわせて御開帳も行われ、通常見ることのできない塔の内部をすぐ近くから拝観することができるという特別な体験です。
国宝を傷つけないよう床にはマットが敷かれていました。
令和の大改修に伴い、塔の内部に安置されている秘仏は別の場所に移されていますが、2026年春に戻され、濡れ縁からも間近に拝むことができるということです。
(関西の旅行会社)
「近くに行くことで(木を)感じて木の香りもしてすごく魅力的」
(県文化振興課 堀志保さん)
「この貴重な体験を逃さず多くの方に訪れて頂きたい」
濡れ縁に上がることができるこの特別な体験は2026年秋のキャンペーン期間中、旅行会社が企画するツアーの行程に組み込まれるほか、一般の観光客も事前予約すれば体験できるということです。