SLをふるさとへ
大正から昭和にかけて山口県下関市を走っていたSLを地元に帰郷させようという取り組みが市内で始まっている。
取り組みを進めているのは『「長門ポッポを守る会」設立準備会』で、12日は、下関市豊田町に関係者約20人が集まった。この会は、大正から昭和にかけて市内小月と豊田町を結ぶ鉄道を走っていたSLを地元に帰郷させようと活動している。SLの名前は「長門鉄道101号蒸気機関車」、大正7年・1918年から28年間走行していた。現在は、ことし3月に閉園した京都府のSL広場に置いてあるが会で、管理会社に譲渡の申請をした所、先月、確約書が届き引き取ることがほぼ確実になったという。陸送や設置工事などかかる経費は約650万円で会費や寄付金・市の補助金をあてることにしている。会では、来年の秋までにSLを道の駅蛍街道西ノ市に設置する事を目指している。