KRY山口放送

登場人物・解説

登場人物

  • 田中寅夫さん・フサコさん 昭和13年結婚。終戦後、フサコさんの故郷に近い山を買って夫婦で切り開くが、娘たちの将来を考え、寅夫さんが47歳の時に大阪に転居。三人の子どもたちを育て上げる。還暦を過ぎてから、18年ぶりに夫婦で山へ戻り、山暮らしを始める。平成19年、寅夫さん死去(享年93)。平成24年、フサコさん死去(享年93)。
  • 西川博江さん(長女) 奈良で夫と二人、年金暮らしをしている。三姉妹の中で、一番厳しく育てられた。両親を心配し、山を下りて一緒に暮らそうと何度も説得を試みるが、三女・恵子さんの呼びかけに賛同し、定期的に家族で山を訪れるように。
  • 大田悦子さん(二女) 大阪で夫と暮らしている。心配しつつも両親の好きなようにさせてあげたいと考えているが、もしもどちらかが一人になってしまったら、関西に戻ってほしいと考えている。
  • 矢田恵子さん(三女)・安政さん夫妻 大阪の堺市で、夫婦で寿司屋を営む。末娘の恵子さんは、おじいちゃんっ子だった。両親を大阪に呼んで同居をしたいと考えていたが、しだいに、自分が故郷に戻って面倒を見たいと思うように。

ナレーション

  • 吉岡秀隆(よしおか・ひでたか) 1970年生まれ。『八つ墓村』(1977)で映画初出演。21年間という長期間にわたって放送されたTVドラマ『北の国から』シリーズや、山田洋次監督の『男はつらいよ』シリーズに出演し、繊細な演技で幅広い世代から絶大な人気を集める。『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005)と『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(2007)で、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。ほか代表作にTVドラマ『Dr.コトー診療所』シリーズなど。『64‐ロクヨン』前編5月7日、後編6月11日、『海賊とよばれた男』12月公開予定。