気づけば、かなり久々の更新になってしまいました...
いつも心待ちにして下さっている方、スミマセン。
なかなかブログまで手が回らなかったのは、
今年、本当に天気でいろいろあったから。
今年の世相を表す漢字に「輪」が選ばれましたが、
今年の私は、輪をかけてバタバタした一年だったように思います。
今朝のKRYさわやかモーニングでは、そんなバタバタした
今年の天気を、漢字と映像で振り返りました。
今年最大の出来事といえば、やはり7月28日、
県中部・北部から島根県を襲った記録的豪雨。
これまでの記録をはるかに上回る、想像を絶する猛烈な雨...
今までの想定を超える気象災害に、どう対応していくべきなのか、
私にとって重い課題が突き付けられました。
災害からの復興を願うとともに、一人でも多くの方が
災害に遭わずに済むためにはどうするべきか、
考える日々が続いています。
その他にも、今年は本当に様々な出来事がありました。
・3年連続の寒冬
今度の冬も、また積雪や凍結の話題が相次ぐのでしょうか。
しかし3年間の寒冬の経験では、かなり様々な知見が
蓄積できました。KRY独自予報では、
より的確な雪予報を目指し、今冬も頑張ります!
・PM2.5や花粉など舞う春
今年の流行語大賞にノミネートされた「PM2.5」への関心が
特に急速に高まりました。なかなか的確な予報が
現状では難しいところですが、出来る限り役に立つ情報を
お伝えできるよう、努力を重ねていきます!
・記録的早さでサクラ開花
年々、咲き急ぐサクラに、お花見の計画を立てるのも
難しくなっていますね...
・5月なのに真夏日続出
思えば、これが真夏の記録的猛暑の前哨戦だったのかも...
・真夏は記録的猛暑
高知県四万十市では41度という全国の最高気温記録を更新。
県内も山口市内で38.4度という観測史上最高タイ記録を
観測しました。
・台風相次ぐ秋
9~10月は台風の話題が途切れることがありませんでした。
この度重なる台風で、せっかくの秋が、
あまり実感できませんでした...
・早い冬の訪れ
ようやく秋を楽しめる、と思ったら、早くも雪の季節に...
そんな1年を振り返りながら考えた、
私自身の今年の漢字は「緊」。
緊張、緊迫した状況で天気予報をお伝えすることが多かったこと、
そして山口島根豪雨は緊急事態の出来事だったことから、
この漢字を選びました。
来年こそは、もっと穏やかな漢字を選ぶことのできる
年であって欲しいものです。
一方で大雨や台風など、緊迫した気象現象を止めたり
変えたりすることもできない現実もあります。
いざという時には、シッカリ命や財産を守る情報を
的確に皆さんに届けるための努力も、続けていきたいと
思っています。