新年度が始まりました。
小学生たちは、ランドセルに教科書やノートを
「さでこんで」登校しています。
「さでこむ」は山口弁で
「ぎっしり詰め込む」「かきあつめ、ぶちこむ」
という意味です。
語源は、「叉手(さで)網」でたくさん掬(すく)い取る
ところからきているという説があります。
これが叉手網です。
これはその昔、水鳥を捕獲するために使用していたものですが、
全長3~4メートルありますので、これで物をすくったら、
たくさん入りそうですね。
「さでこむ」という方言のニュアンスがよくわかります。
新入生の皆さんには、
ランドセルに夢や希望も「さでこんで」頑張ってほしいですね。