スーパー歌舞伎

2012年6月13日

「四代目市川猿之助 九代目市川中車 襲名披露公演」

の幕が開きました。ヽ(≧▽≦)/

演目は、スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」。

三代目市川猿之助さんの代表作。

初演は1986年。

感慨深いです。( ?¬`)

まだ、10代のころ、京都・南座で、

スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」を観たのが、

たしか1986年か1987年。

つまり、いま思えば、”初演”のときだったのですね。(o^-‘)b

とにかく話題になっていたことと、

「京都・南座」という劇場への憧れもあって、(人* ?∀`)

いそいそと観に行きました。ε=ε=ε=ε=ε=(。・ω・)

梅原猛氏の原作という点でも興味がありました。

私の周りでも、ようやく「歌舞伎ブーム」が

始まろうとしていた頃でした。

そして――。

とにかく圧倒されたのを覚えています。(*/∇\*)

誤解を恐れずに言うならば、

歌舞伎という伝統芸能に基づいた、ミュージカル!!!

宝塚の舞台にも負けない豪華さ!!!ヽ(≧▽≦)/

舞台演出についても、

何人もが並んで大きな布を振って火や水の勢いを表現したり、

斬られた側の人は、舞台中央のセットから、

とんぼをきってセットの後方へはけたり、

といった表現方法に驚き、Σ( ? ? ?Д ? ? ?)

そして最後は、宙吊りでさっていく・・・。(。・o・。)ノ

学生席だったのか、当日券だったのか、

よくは覚えていないのですが、

とにかく2階席で観ていた私は、

この最後のシーンだけは、”近くで”観ることが出来て

得した気分になったものでした。( ?ー+ ?)

実は、もう1つ、印象的だったのが、

このときに、「みやず姫」の役に抜擢されたのが、

(二代目)市川笑也さん。

梨園の出身ではなく、一般から国立劇場歌舞伎俳優養成所を経て

役者になった人です。(o^-‘)b

いわば「大部屋」からの、異例ともいえる大抜擢。(ノ≧∇≦)ノ

彼の女形ぶりが、綺麗で、綺麗で。(人* ?∀`)

そして、市川猿之助さんというのは、

こういうことの出来る人なんだ、と、

演目とともに”新しさ”を感じたのでした。

余談ですが、

その当時、世の中にはいわゆる”小劇団ブーム”が起こり、

東京を中心に多くの人気劇団がうまれました。

私が学生時代をすごした関西でも、

「劇団そとばこまち」や「劇団☆新感線」、

「惑星ピスタチオ」といった劇団が活躍していました。

そういった”小劇団ブーム”を牽引してきた劇団の

ひとつである、「第三舞台」は、

10年の活動休止期間を経て、昨年復活公演をスタート。

今年1月、その公演の千秋楽をもって、解散しました。

|||||/( ?ロ ?;)\|||||||

私たちファンは、1つの大きな時代が終わったように感じて

涙しました。(つд`)

「新しいもの」が「歴史」となり、

そして、また、新しい流れが始まる。

今回の公演は、その始まりのひとつとして、

ぜひ観ておきたいものだと計画中です。(≧ω≦)b




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