ご昭和ください

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昭和の音

2022年07月03日

昭和46年生まれ50歳、高橋裕です。
 
今週は「昭和の音」で30分。
 
山口放送のレコード室にある効果音CDの中からいろんな効果音を小出しにしながら皆さんの音話をご紹介。
 
 
昭和の音、それはまだ下関に住んでいた昭和30年代後半の豆腐屋さんのラッパ、カネを鳴らしながら煮豆等を売っていた物売りですね。あとは物干し竿もありました。当時は自転車やリヤカーで売っていたので追いかければ追いついたのに、今はみんなクルマになったので追いつけません。
 
昭和の音で懐かしい音は、豆腐屋のラッパの音とラーメン屋のチャルメラの音です。豆腐屋さんは小学生の頃、山口市内でも自転車でお爺さんが売って歩いていました。チャルメラは、昭和60年頃迄、岩国市でも車で夜ラーメン屋さんが録音したテープを流して売りに来ていました。
 
私が小学生くらいまで、おばちゃん(親族ではありません)がリヤカーを引っ張り焼き芋を販売されていました。リヤカーには焼き芋を焼く大きな鉄の窯?のようなものが載っていて、薪で火を調整して焼き芋を作られていました。その時、多分窯に汽笛のようなものがついていてピーと音がしていました。その音はかなり遠くでも聞こえていたと記憶しています。焼き芋屋さんのこのピーという音を聞くと、冬になったなって感じでした。今は自動車での販売になってピーという音はなく、スピーカーから「い~しやきいも~」って流れていますが、当時は「い~しやきいも~」っていうのはなく、ピーって音のみで、販売されていました。懐かしいです。
 
昭和の音で真っ先に思い浮かんだのは、ロバのパン屋のテーマソングの音楽です。北九州に住んでた小学生低学年の頃には、本物のロバが荷馬車を引いて、パンを売って回ってました。
最近でも軽トラでロバのパン屋の音楽を鳴らしながら、パン売ってますね。昭和の良き音です。同じ様に、物干し竿を売る声「竿屋~竿竹~」も懐かしい音ですね。
 
昭和の音、ワタシ的には、オルゴールの“禁じられた遊び”です。黒電話の、保留の為に受話器を乗せて鳴るオルゴールがありましたよねえ。我が家は、禁じられた遊びでした。我が家にあるオルゴールなんて、これぐらいでしたから、よく鳴らして遊んでました。どれぐらいの重みで鳴り始めるのか色んな物を乗せて実験してました。あと、最近聞かないのは、ビ~というブザー音。昔は呼び鈴は、丸いボタンで、ブザー音でしたよねえ。映画の始まる時もブザー音でした。
 
昭和の軽自動車は、今と違って、2ストローク、あるいは2サイクルエンジンが主流でしたよね。実父はマツダシャンテ、隣のおじさんはスズキフロンテハッチ、近所の怖いおじさんは、三菱ミニカ、近くの自動車修理業の社長はマツダポーターに乗っていましたが、皆独特の2サイクルエンジンのエンジン音をしていました。表現したら、パンパンパンパンパン、ぱらぱんぱんぱん、ボッボッボッ、ポロンポロンポロンポロンと言ったかん高いエンジン音だったのを覚えております。その音で、「ああ、父ちゃん帰ってきたな」と気づいていましたね。
 
 
さて、次回のテーマも「昭和の音」で行きましょう。まだご紹介していない懐かしい昭和の音、たくさんあると思います。
なお、7/9(土)から夏の高校野球山口大会が開幕しますが、高校野球期間、試合が行われて中継があった場合は「ご昭和くださいはお休み」雨で中継がない場合は、いつも通り午前11時半から放送がございます。高校野球もご昭和ください、どちらもお楽しみに。
 
 
そして、毎週水曜日更新のご昭和くださいYouTube動画もどうぞご覧ください。
今週は「昭和の瓶」
https://www.youtube.com/watch?v=0l2d9-D8Fk8
“突然ゲスト”の渡辺三千彦さんと山根さんのミニセッション演奏も披露!!
今回は何度見ても「良い」です。オススメ。
ぜひ、覗いていただいてチャレンジ、そして👍ボタンを!


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