大人の音楽堂 ブログ
隠れた?名曲 スロー編
2021年11月15日
今回は1つのバンド(ミュージシャン)ではなくオムニバスにしましたが、個人的にはどうかな?という印象がありました。やはり30分足らずなので1アーティストにしぼれば…とも感じましたが、まあたまには…私なりにスローナンバーを集めたのです。
PINK FLOYDって他のバンドとは、ある意味全く違う存在なのであります。1960年代半ばにサイケなサウンドでデビュー。中心メンバーのシド・バレットが離れてからは、独特の世界観を創り上げ、楽曲はもちろん、哲学的な歌詞、アートワーク、壮大なライブなど…ほかに観ないプログレッシブ・ロックを世に出しロック史上最も成功したバンドであります。今回は1968年の「夢に消えるジュリア」のみですが、またの機会にピンク・フロイドを取り上げたいと思います。
2曲目はオランダ出身ヴァンデンバーグ。バンドとして日本では話題になりましたが、世界的には今一歩…しかし、今回オンエアした「バーニングハート」は見事なギターアレンジで不滅の名曲だと思います。
続いてはTHE BABYS。正直、名前がいかがのものかと思いますが、イギリスっぽい…フェイセスをポップにした感のあるバンド。アイドル的な扱いでしたが、中心メンバー、ジョン・ウエイトのその後の活躍は有名。今回は「I’m Falling 青春の序曲」。素晴らしいストリングスアレンジと哀愁あるメロディが素晴らしい1曲になっています。
次は、モット・ザ・フープルのイアン・ハンター。少々マニア的なソロアルバムからの「THE OUT SIDER」これもロックバラードの極みのような構成。かっこよいですね。もっと評価されるべき方です。
続いてDEEP PURPLEの「嵐の使者」のラストナンバー「幸運な兵士」。なんともいえないリッチー・ブラックモアのギターが印象的であります。
そして、少しでしたがFREEの「Come Together In The Morning」。ブルージーな名曲です。
ロックバンドにおけるスローナンバーは実力、底力の見せ所なのです。下手にやってしまうと、ポップになりがちでコケるケースが多いのです。これはすべてのジャンルに言えると思いますね。リズムがとても重要、ドラムとベースをどう使うか…センスが問われますね。さて次回は皆さんよく御存知「ビリー・ジョエル」です。お楽しみに。
【今回オンエア】
PINK FLOYD /JULIA DREAM 夢に消えるジュリア
VANDENBERG/BURNING HEART
THE BABYS / I'M FALLING 青春の序曲
IAN HUNTER / THE OUTSIDER
DEEP PURPLE / SOLDIER OF FORTUNE 幸運な兵士
FREE/COME TOGETHER IN THE MORNING
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