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Sting

2021年02月15日

音楽シーンにポリスの登場は衝撃的でした。ニューウェーブ、パンクブーム全盛時代に他のグループには無いテクニック、斬新的なアプローチで受けまくった。(パンクバンドはそのイメージとは対照的に実は作られたバンドがほとんどだった…)

 
ポリスのアルバム「シンクロニシティー」は一家に1枚くらい売れた。「スティング」この方の「音」、いちいちかっこいいのであります。特にドラム、スネアのリムショット、バスドラムのはっきりした音、そしてエッジのきいたギター、多用するガットギター、民族楽器の音もセンス良く響いています。
 
番組内でも言いましたが、彼の肩からさがるフェンダー社の1954年のオリジナル・プレシジョン・ベース…どれもいいんです。音楽に求めるものに「知的性」があると思います。スティングの場合メロディラインもそうですが、楽器の使い方、アレンジ性にそれを強く感じますね。聴く側の世界観が一気に広がる・・そんな印象をいつも受けます。
 
数々の有名な曲があり、なんとなく聞き流していることが多いのですが、改めてじっくり聴くといくつもの「驚き」があります。インスパイアされたミュージシャンもとても多いのではないでしょうか。
 
そして顔もいい。(シューン・コネリーのザ・ロックというLED ZEPPELINも会話に出てくる映画のエド・ハリスになんか似ている…)
 
本気で思うのですが、こういった音楽を歌詞の内容も含めて、中学の音楽の授業に使用すべきです。耳障りのよいだけの音楽もいいのかもしれませんが、世界的なポピュラーの紹介、歌詞の内容も含めての分析も面白いと思います。
 
ところで今の音楽の授業でクラッシックはどうなんでしょうか?俺の時はクラッシックばかりで面白かったですね。(レコード鑑賞の時は睡魔との闘い…)
 
さて、スティングさん来月に「Duets」というアルバムをリリース。その名の通り永いキャリアの中、ジャンル・言語を超えた様々なミュージシャンとのコラボレーションです。2019年のポリス時代の曲も含めた自身選曲「マイ・ソングス」に続くBEST的アルバムでしょう。そして昨年から配信されている「セプテンバー」これもとてもよいです。
 
とにかくスティングさんのアルバム数枚あれば、とても充実した時間がすごせるはずです。歌詞の内容も素晴らしいのであります。
 
さて、来週2月20日はドイツ…そうです。蠍団「スコーピオンズ」の1980年代中頃の予定です。

 

 

【使用曲】
If I Ever Lose My Faith In You
Englishman in New York
Little Wing
Mad About You
Take Me To The Sunshine
Shape Of My Heart

 

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