ちひろDEブレイク

毎週日曜日 午後2:00~2:30

日曜午後の昼下がり。

過ぎ行く休日を想う一握りの切なさと、 週明けへ向けてのささやかなファイトをこころに描くひと時。
そんな大切なあなたの時間に、二人のトークとメロディーが寄り添います。

そう。香り高い‘時間’の紅茶に、素敵な音楽とトークの‘甘いミルク’を注ぐように。
金子みすゞの世界を歌うシンガーソングライターちひろさんと、瀬川嘉アナウンサーが 気ままに、やさしく、あなたの心に語りかけるブレイクタイムです。

みすゞ心のメッセージ

1月24日にお届けした詩は「一寸法師」

日本昔話の続きのお話を金子みすゞさんが描いた5編のうちの一つです。
大きくなったことを知らない一寸法師のお父さん、お母さんは、一寸法師が帰ってくると知って、小さな小さな駕籠(かご)を用意しますが、すっかり大きくなった一寸法師。その驚く様子が可愛らしく描かれています。
日本昔話の「めでたしめでたし」の先の物語を想像することも、とても楽しいことですね。
ちなみに、この一寸法師にちひろが曲をつけていますが、その曲が長門市の正午の防災無線で流れています。是非長門市に行かれたら、正午に耳を傾けてみてください♪

ブログ

このみち

2021年01月25日

一月も下旬になりました。春が待ち遠しいですね。
こんにちは。瀬川嘉です。


私は、金子みすゞさんの詩・ちひろさんの歌の中で「このみち」が好きなのですが、
「このみち」というと、もう一つ皆さんによく知られた歌に
北原白秋のものがありますよね。
「この道は いつか来た道
 ああそうだよ アカシアの花が咲いてる」
という歌です。


北原白秋先生は、1885年生まれ。
金子みすゞさんが1903年生まれですので
同時代を生きた童謡詩人です。
実は1月25日は、この北原白秋の誕生日です。


そもそも「童謡」という言葉が生まれたのは
大正初期、児童文学雑誌「赤い鳥」が創刊された時(1907年)ですので
歴史としては比較的新しいものなんですね。
当時、名だたる文豪がこの童謡運動に参加しました。
金子みすゞさんが物心ついた頃には
たくさんの児童文学や童謡がトレンドとして楽しまれていたのでしょうね。


みすゞさんの詩を見出したのは西条八十先生ですが
徳山生まれの「まど・みちお」さんを見出したのが、
北原白秋先生でした。
数年前に、下関市出身の故・佐々部清監督による映画「このみち」も発表されましたよね。


…ですから、
なにかと山口県ともご縁のある詩人なのだと、私は感じています。


じつは昨年の今頃、福岡県柳川市にある「北原白秋生家・記念館」を訪ねました。
「まど・みちおさんの生まれ故郷、山口県周南市から来ました」とお話ししましたら、
記念館の館長様はじめ職員の皆さまが、とても歓迎した下さり、ご親切に対応して下さいました。


その、柳川市の生家・記念館が、このコロナ禍で存続の危機に陥っているそうです。


今はどこもきっと大変な状況で、存続に頭を悩ませているところがたくさんあるのだと思いますが、
童謡や童話の生まれた歴史と、これまで豊かに育まれて来た文化を絶やさないためにも
こういった文化的な財産を守ることに目を向けていきたいと思います。


なんとか、このコロナ禍を乗り切って欲しいですし、
コロナ後にはまた遊びに行きたいと思っています。


出演者

ちひろ

シンガーソングライター

出演番組

瀬川 嘉

パーソナリティ

出演番組

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