「三宅裕司のドシロウト」
(第262回)6月23日(木) 深夜24:29〜
ゲストテーマ・・・匠 前編(鍛冶屋さん)

ゲスト:    柘植由貴さん (島根県在住・29歳)
   小藤洋也さん (島根県在住・63歳)

 灼熱の作業場で入魂! 女性鍛冶職人が登場!!
 短大卒業後、彼女に職人の道を選ばせた運命の言葉とは!?父、そして兄と真っ赤に燃える鋼鉄を鍛える鍛冶場に密着! そこで目撃した壮絶な光景とは!?さらに師匠にして父、厳格なベテラン鍛冶職人も登場!
 跡を継いだ娘に伝える本音、驚愕の師弟関係とは一体!?そして数々の逸品・銘品がスタジオに運ばれて・・・!?


<みどころ>
 技を極めた匠の人の話が聞きたいとあちこちリサーチ、島根県に女性の鍛冶職人がいるという情報を得て電話で本人に出演交渉、OKしていただく。
 作業着のツナギ姿でスタジオに現れた柘植さんは実に明るく爽やかな女性。まず気になるのはやはり、なぜ彼女が鍛冶職人の道に入ったのかという点だが、ある人物からの決定的なアドバイスを受け決心したという。その運命の言葉とは一体!?そしてVTRで実際の仕事場の様子を見せていただくと、一同が柘植さんに感じていた穏やかな印象が一変する。油断すると軍手も焼けるという灼熱の現場に金属音を響きわたらせて、父兄と共に鋼鉄を鍛える姿にスタジオあ然。農家の方の依頼で先がちびた鍬を鍛え直したり、赤く燃え盛る鉄から繊細で芸術的な燭台を丹念に打ち出したりと、豪快にしてデリケートな職人技の見事さに、一同はすっかり魅了されてしまう。さらに柘植さんの師匠にして父でもある厳格なベテラン鍛冶職人、小藤洋也さんをゲストに迎える。鉄に関してなら、どんな注文にも応えられないと一人前の職人とは言えないという洋也さんに、昔と現代の鍛冶屋の仕事内容の変化などを伺っていくが、跡を継いだ娘に対する本音も語っていただく。また娘が告白する驚愕の師弟関係とは一体!?
 そして燭台を中心とした逸品・銘品の数々も登場。芸術的な鋼鉄の造形美に一同は目を見張るが、さらにスタジオのライトを落とし蝋燭を灯すと、そこには思わず息を呑んでしまう幻想的な光景がひろがった!!父娘が作り上げた燭台に隠された秘密とは一体!?