融資名目で現金3540万円をだましとった疑い 元工務店の代表取締役の男(49)を詐欺容疑で逮捕

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山口 2025.11.12 19:13

融資名目で現金3540万円をだまし取ったとして福岡県北九州市の元工務店の代表取締役の男(49)が詐欺の疑いで逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、福岡県北九州市に住む元工務店の代表取締役の男(49)です。

警察によりますと男は金融機関から融資名目で現金をだまし取ろうと考え、山口市内の金融機関に対して今年3月3日から17日にかけ自身が代表取締役を務める工務店の山口支店の新築工事資金名目で融資を申し込み、この金融機関から現金合計3540万円をだまし取った疑いが持たれています。

調べに対し男は「融資金を別のことに使うことが詐欺だとは思っていなかった」と話し容疑を否認しています。

男が代表取締役を務めていた工務店は融資を受けた翌月、山口地方裁判所に破産申し立てをしていて、破産手続きの開始決定がされています。

山口南警察署に金融機関が4月17日に「詐欺ではないか」と相談、6月19日に告訴状を受理しました。

警察では動機や3540万円の流用先について捜査を進めています。