線路内で倒れている高齢男性を救助 救助の5分後には列車が通過 和木町の男性に警察から感謝状
線路内で倒れている高齢男性を救助したとして和木町に住む男性に岩国警察署から感謝状が贈られました。
岩国警察署の田中正和署長から感謝状が贈られたのは和木町に住む小林政太郎さん35歳です。
小林さんは11月9日の午後8時半ごろ、和木町にある踏切近くの線路内で倒れている高齢男性を発見。
自分の車に乗せて自宅に送ろうとしましたが男性の受け答えがあいまいだったため岩国警察署に身柄を引き渡しました。
岩国警察署によりますと救助された70代の男性は家族から捜索願が出されていました。
また、男性を救助した5分後には現場を列車が通過していて、田中署長は大きな事故になっていた可能性もあったとし小林さんの迅速な行動を讃えていました。
(小林政太郎さん)
「線路内だったので早く助けようという気持ちで。誇らしいというよりは当たり前のことだったのでおこがましいというか」
2025年に岩国警察署管内で人命救助の感謝状が贈られるのは今回が初めてだということです。