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「吉野川の堤防決壊を想定」 梅雨・台風シーズンを前に図上訓練【徳島】(徳島県)



梅雨や台風のシーズンを前に、徳島市で5月26日、吉野川の堤防が決壊したとの想定で図上訓練がおこなわれました。

国土交通省・徳島河川国道事務所で行われた訓練には、職員ら27人が参加。

訓練は、大雨で吉野川の水位があがり、石井町藍畑付近で堤防が決壊したとの想定でおこなわれました。

(徳島河川国道事務所・森田達之 工務第一課長)
「今から、1時間で緊急復旧工法を決める」

訓練では、決壊箇所にコンクリートブロックを運び入れ、浸水を止める「荒締切」と呼ばれる応急復旧方法が検討されました。

(訓練)
「浸水ナビからすると、この辺全体国道ぐらいまで浸かってるんで、ここがアウトです」

そして、決壊箇所から浸水シミュレーションが確認できるウェブサイト「浸水ナビ」をもとに、資材の調達方法や搬入ルートが確認されました。

(徳島河川国道事務所・山川正泰 建設専門官)
「決壊箇所をいち早く復旧し、住民の命や資産を守る」
「事前に十分に準備し、みなさんの安全につなげていきたい」

徳島河川国道事務所では、今後も重要水防箇所を巡視するなどして、これから迎える出水期への備えを進めます。

(05/26 00:00 四国放送)

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